半紙のサイズってどれくらい?

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コラム

半紙のサイズってどれくらい?

2022/05/15

半紙のサイズはどのくらいの大きさになるのでしょうか。
詳しく解説していきます。

半紙の由来とは

半紙の由来には2つあります。
1つ目は杉原紙を半分に切ったという説です。
杉原紙とは飛鳥時代に播磨国杉原谷村(現在の兵庫県多可郡多可町)で手漉きで作られていた和紙で、サイズは1尺6寸×1尺1寸になります。
これを半分にして、8寸×1尺1寸となったものを半紙と呼んだと考えられているのです。

2つ目は平安時代中期に編纂されたとされる「延喜式」に和紙の規格を2尺3寸×1尺3寸とする記述があり、それを半分にすることで半紙と呼んだとする説です。
今では半紙というと書道で使う紙といった認識ではありますが、もともとは和紙のサイズの呼び方だったと言えるでしょう。

半紙のサイズ

半紙の由来としては2つありますが、今現在販売されている半紙のサイズは一般的に約24.2×33.3cmとなっています。
コピー用紙であれば、B4サイズが一番近い大きさです。

それ以外の書道で使われる用紙のサイズには次のようなものがあります。
・全紙(ぜんし)…約69.5×136cm
・半切(はんせつ)…約34.5×136cm
・二×八(にはち)…約60×240cm
・聯落ち(れんおち)…約53×136cm
・短冊(たんざく)…約6×36.3cm

書き初めなどの時によく用いられるのは「半切」になります。

まとめ

現在使われている半紙のサイズは約24.2×33.3cmです。
個人で書く時にはサイズに決まりはないため、時には半紙以外のものを選び文字を書いてみるのも良いでしょう。

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