第72回毎日書道展で「毎日賞」を頂きました!
2021/07/18
今回、私下司佰皋は、漢字部Ⅱ類で毎日賞を頂きました。
これも皆様方のご支援とご協力のおかげと衷心よりお礼申し上げます。
そして、本日、ザ・プリンスパークタワー東京での表彰式に出席しました。
書のひろば(YOUTUBE)で同時中継されました。
1:17:19あたりです。見なくて大丈夫です(^_^;)
■今回の受賞作「到城楼」
二尺六尺(60✕180)、羊毛筆使用
毎日書道展 毎日賞は公募展の中で最上位の賞ですが、
独創性はもちろんですが、書の基礎力を強く問われているように理解しております。
今回の作品では『潤筆』『渇筆』のバランスの変化、線質の変化に留意しました。
(こちらはまた教室でお話したいと思います。)
しかし書道というものは瞬間芸術であり、意識したからといって書けるものではありません。
気持ちと勢いで書いたというのが正直なところです…。
この作品は、7月22日(木)~8月1日(日)(※火曜水曜休展)まで、乃木坂駅直結の国立新美術館で展示されています。
■毎日書道展
通称毎日展は、現代書の日本最大規模の公募展ですが、昨年はコロナ禍により延期になり、二年ぶりの開催です。
緊急事態宣言下ではありますが、万全の対策で開館しております。
書壇を代表する一流書家の作品を始め、東京2020大会応援企画「現代日本の書 選抜展示」の特大作品など心に響く作品の数々があります。
ただ、字が上手い、下手という見方ではなく、雄大な書、心に迫って来る書、面白い書、楽しくなる書、叙情的な書ーそんな心を動かしてくれる書作品に会いにいらしてください。
ただ、緊急事態宣言下であり猛暑でもありますので、どうぞご無理はされないように(汗)
次回は、7月18日より7月24日までは上野の東京都美術館で展示されている、一般公募に入選した5人の門人たちの作品を紹介させていただきます。